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三井生命の保険のメリットとデメリット

自分にあった保険をデザイン

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これまで生命保険と言えば、主契約と特約を組み合わせたプランが一般的でした。近年の特徴に、こうした従来型の生命保険のプランと違い、特約の組み合わせで必要な保障を選ぶ保険、自分にあった保険をデザインする保険があります。加入には一定の年齢が範囲であること、さらに保険会社による所定の健康状態であれば保険料が安くなる制度を設定していることも特徴です。

日本生命の子会社になった三井生命、その合併劇のすべて

かつて金融機関でも繰り返された大手の合併や再編ですが、今回11年ぶりの大型再編が保険業界で発表されて話題でした。悲喜こもごもとされる会社の合併ですが、今回の大手保険会社の合併でも、それぞれの複雑な事情が垣間見えてきました。

消費者にとっての興味は合併で三井生命の保障内容はどうなるのか、といったことではないでしょうか。

中でも既に契約している皆様におかれましては、自分の契約は今後どうなるのか気がかりでしょう。この大合併劇をきっかけとしてご自身の保険を見直す検討をされている方もあるでしょう。

今回大手保険会社2社が双方の合併に至った事情、これから三井生命はどうなるのか、保険は、保障内容は?気になる事柄を調査しました。保険の見直しのお役に立てたら幸いです。

2016年3月11付、日本生命が三井生命を買収し子会社化しました。まず三井生命の成り立ちからの歴史をご案内します。

三井生命の母体は、1914年4月設立の高砂生命保険株式会社です。

そして三井財閥が経営権を得て1927年3月には三井生命保険株式会社へ社名を改めました。

終戦後、三井生命保険相互会社となって営業し、2004年4月の組織変更では三井生命株式会社となっています。

三井生命は、旧財閥系としては中位ランクであり、バブル崩壊のあおりを受け、その会社経営が低迷していました。

さらに2008年のリーマンショックが大打撃となり、三井住友グループからの資金援助をを受けています。保険会社としては実質上の三井住友グループ傘下でした。

財閥系グループの一員でありながら経営の負担となり、「三井生命を一時にせよ業界首位の座を第一生命明け渡した日本生命が買収合併に乗り出した」と2015年8月に報道されました。

スムーズな買収交渉の結果、2015年9月には基本合意し、その約半年後である2016年3月には合併が成立しました。そして日本生命の完全子会社となったものです。

知っておきたい三井生命と日本生命の合併基礎知識

意外な結果であったのは経営再建中であったとされる三井生命を日本生命が買収して、合併したことです。

今回の合併劇で流れた憶測の数々ですが、三井生命の背景にあったのは保険料収入の減少に歯止めがかからなくなっていました。

手元資金による運用益が保険料支払い額を下回る、という逆ザヤにも苦しみ、さらには国内保険市場が人口減に伴って縮小する傾向であったこと、そのためこのままでは将来の成長戦略を自力では描けない状況にまで陥りました。

そのためすぐにでも提携相手を求める状況にまでに落ち込んでおり、当初は住友生命との提携も噂されていました。

同じ時期、日本生命は2015年3月期の決算で戦後初めて保険料収入首位の座から陥落し、長年誇ってきたトップの座を第一生命によって奪われました。

その大きなショックから首位奪還への道すじを探っていたのが日本生命だったのです。

三井生命の当時の保険料収入は、約5000億円であり、日本生命と単純合算すると5兆9000億円ほどになり、第一生命の5兆4000億円をやや上回るくらいの規模でした。

国内生命保険大手の他社は海外企業とのM&Aにも岐路を見出していく中で、海外企業買収に対してのリスクを回避したい日本生命側のお家事情もありました。

以前より三井生命のメインバンクである三井住友銀行との関わりも浅からずあったことも三井生命に白羽の矢がたった一因となったわけです。

今回の買収で三井生命は会社経営の再建にも目途がついたように思われましたが、日本生命側には「首位奪還」という過去の栄光へのの執念とも感じられる見方が一般的です。

買収、子会社化は、三井住友銀行とのリレーションシップから三井生命を通した団体保険や銀行窓口で保険商品の販売を可能にし販路を拡大したと一見見られています。

むしろ三井生命と日本生命の業態には生保レディと呼ばれる営業職員の販売に依存する同様のスタイルであるため、その内情は合併によって余剰人員を増かさせたことによるマイナスも大きかったと保険業界ではささやかれています。

三井生命との合併した日本生命はその執念によって望み通り保険料収入トップの座を第一生命から奪還しプライドを取り戻したかのように見えました。

重高齢化社会を迎え、人口減が加速する傾向にある国内保険市場で、銀行窓口での保険販売なら一定の成長も見込まれます。

盤石な販路を強化して再建しつつも海外市場でのM&Aも気がかりであり、そこには業界首位の座を今後もキープし続ける強い意志の現れを感じます。

かたや三井生命では財務強化を成し遂げ、次に課題となるのはこれまでの三井生命と日本生命で重複した事業や人員を整理することでした。

三井生命ではこれまでに銀行からが会社再建の仕分け人を「返り討ち」にしたという実績もある強い労働組合を持っています。

従業員の持つ権利意識も強く、経営のために冷静なリストラを遂行できるのかが試されてもいます。ステークホルダーの観点からも重要視されています。

リストラがもしできない場合は合併によって業界の首位を奪還したとはいえ、大きな負債をかかえてしまったことはリスクでしかありません。保険の契約者としては今後もより一層注視していく必要があります。

日本生命を選んだその理由とは

2016年3月、日本生命との合併が完了した三井生命ですが、合併相手として噂があった住友生命とはなぜ合併せず日本生命を選んだのでしょうか?

かつて繰り返された大再編で、銀行、建設、損害保険業界などに三井住友グループのコンビネーションは成立しました。

生命保険業界でも住友生命と三井生命は三井住友生命となるのでは、との見方は強かったのです。

三井生命は経営再建途上で、資金援助だけにとどまらず人材面からも支援した住友生命は、実は合併については拒絶したという経緯がありました。

住友生命にとっては2015年3月期でやっと逆ザヤが解消し、リスクも抱える合併に踏み切る余裕がなかったと言えます。

三井生命と重複する営業手法も多いため、とりわけ営業職員のコストが高い三井生命との合併は近い将来、大きな障害になる可能性を想定できたことや、住友生命は来店型保険ショップの運営も開始するなど営業手法の多角化でも一定の結果を得ました。

住友生命にとっての三井生命は、先行する部分が少なく、住友生命側にとっての合併ではメリットが得られないと判断があったのでしょう。

そしてもうひとつ、日本生命は合併によって子会社化しましたが、住友生命にはそれは困難であったこともあるのではないかと見られています。

住友生命が三井生命と合併し、三井住友生命となっても対等合併になったと考えられているのです。

三井生命と住友生命の合併でシステムを統合するプロセスが必要になり、三井生命は業界でも特に独自の細やかな社内システムであったため、合併によるシステムの改修にも費用と時間の膨大なコストがかかることが想定され、回避したかったのではないかと言われています。

三井生命の保険商品に関する評判は?

三井生命公式ホームページ

https://www.mitsui-seimei.co.jp/

三井生命の保険商品はどんな評判でしょう?

大手保険会社ならどこも同様ですが死亡保障や医療保障など、保障内容を複数組み合わせたセット売り、というアカウント型保険が看板商品です。日本生命との合併前の主力保険は「ベクトルx」です。

アカウント型保険の特徴は、継続によって一定期間ごとに保険料が増えていくデメリットがあります。そのため契約の際には十分な理解と保障内容の認識が不可欠です。

三井生命の保険は保険料金がやや高い、という評判があります。


ライター名 :大隈
プロフィール:大手生保会社に1999年から2004年まで6年間勤務し、一般職から業務職に昇進、代理店営業担当しつつコンサルティングも勉強していました。保険で貯蓄ではなく、用途に応じて別々で準備すべしという考え方です。

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