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学資保険って何?賢い学資保険の入り方

必要な学費はどれくらい?

学資保険

こどもの将来のためには、できるだけ学費を貯めておきたいですね。では実際に、どのくらい学費は必要なのでしょうか。まずはその金額を把握しましょう。

教育費とひと言で言っても、学校でかかる授業料だけに終わりません。学校給食費や学習塾といった習い事、部活などの学校外活動費も頭に入れておく必要があります。

実際の教育費の相場を見ると、幼稚園(3歳)から高校卒業まで15年間、すべて公立に通った場合は約527万円、すべて私立なら約1,771万円もかかり、公立と私立の差は約3.36倍にもなります。

学資保険

また、大学全入時代と言われる今ですから、子どもを大学に送り出すための学資金も親としてはぜひ準備しておきたいものです。

大学の場合は、国立や私立、文系や理系でも学費が大きく変わりますが、1年間の相場は国立で64万7,700円、公立で66万6,300円、私立で136万1,600円。

プラス、初年度は入学金が必要となりますし、1人暮らしとなるとさらに費用がかさみます。

中学校や高校までは日々の家計の中から捻出していくとした場合、やはりネックなのは、大学入学時に困らないまとまった資金を長期的にどのようにプールしておくかということでしょう。

貯蓄商品はいろいろありますが、そのひとつの方法として学資保険が有効です。

 

そもそも学資保険って何?

学資保険

待望の子どもが生まれた、もうすぐパパママになる、そんなとき話題にのぼるのが「学資保険」ご両親や先輩パパママから、加入をすすめられた方も多いのではないでしょうか。

学資保険とは、その名の通り、子どもの学資金(教育資金)を準備するための貯蓄型の保険のことです。

毎月決まった額の保険料を払うことで、子どもの成長に合わせた進学準備金や満期学資金を受け取ることができます。

さらに、突然の事故などにより親(契約者)が亡くなった場合は、それ以降の保険料の払込が免除となり、保障がそのまま継続され学資金を受け取ることができるのも大きな特長です。

学資保険

また、学資保険には子どもの医療保障などが付いたタイプもありますが、さまざまな特約を付けると学資金の「返戻率(へんれいりつ)」が100%を下まわる場合もあります。

2018年4月ごろからは、さらに貯蓄性が下がって全体的に返礼率が悪くなっています。

実は、この返戻率こそが学資保険選びの最大のポイントです。どのように加入すれば最大限に返礼率を高められるかについては、ほど詳しくご説明します。

 

なぜ学資保険なのでしょうか

学資保険

学資保険の魅力はその返礼率にあります。

銀行の定期預金が0.02%~2%程度なのに対し、学資保険は高いものでは104~110%の返戻率の商品もあります。

投資信託や株、ドル建て貯蓄は元本保証がないため「将来の為に貯蓄する」との趣旨には沿いません。

ただし、月々の貯蓄に回せる金額に余裕がある場合は、このような変動制の資産運用も併せて活用するとよいでしょう。

また、銀行の預金は融通性が良いために、ついつい使い過ぎてしまう…そんな心配もなく、大切な教育資金を確実に準備することができます。

学資保険

そして学資保険の特長は、まだまだあります。

1つ目は、学資保険で受け取ったお金は契約形態によっては一時所得として所得税の対象となりますが、受け取った保険金と払った保険料の差額が50万円までは非課税になります。

NISAは非課税ですが、それ以外の預金などは20%を税金で支払わなければなりません。

こうした税金面のことも考慮すると良いでしょう。

 

学資保険の注意点

学資保険

学資保険の注意点としては、中途解約をしてしまうとその貯蓄性の特長がなくなってしまうことです。

解約しても解約返戻金は受け取れますが、払い込んだ保険料を下まわるケースが多いです。ですから、途中で保険料が負担になって続けられなくなったりしないよう、無理の無いプランニングが重要です。

また、いくら貯蓄性が高いといっても、お子さまが大学に進学するまでは長い期間があります。その間物価が上昇したりすれば、せっかく増えた資金もあまり意味を持たなくなるケースもあります。

「備えあれば憂いなし」ですが、すべてを学資保険で準備しようとするのではなく、学資保険で大学入学初年度に必要な金額と月々無理なく支払える金額を把握したうえで、満期金額を設定しましょう。

 

返礼率を最大限に高めるためには

学資保険

それでは、学資保険で着実に貯め、返礼率を高めるためにはどうすればよいでしょうか。

まずは支払方法です。当然ながら月払いより半年払い、半年払いより年払いの方が保険料が安く、満期返戻率が高くなります。少しでも返礼率を高くしたい場合は年払をおすすめします。

契約をボーナス時期に合わせるなどして、支払スケジュールを考えましょう。

そして、払込期間を満期期間よりも短くしましょう。18年満期ならば、商品によって短期払い込みの方法が違いますが、10年から12年払いが有効です。

小学高卒業まで支払い中学校からは支払がなくなりますので、その分は中学・高校で必要な出費に充てることができます。それでいて、受け取るときは利息がついているのでお得です。

学資保険

そして、これは賛否がありますが、死亡保障をなくすことも返礼率を高めます。

学資保険は「保険商品」ですので「死亡保障」部分にかかる保険料が発生します。

これは契約者である、例えば大黒柱の父親が不慮の事故などで亡くなると、保険料の支払い義務がなくなり、支払っていないのに満期になれば満額受け取れるというシステムです。

この「契約者が死亡しても保険料を支払わなくてよい」というシステムをやめておけば、死亡保障の保険料が発生しないのでその分安くなります。

この方法は賛否両論あると思いますが、万が一の死亡保障は、別でしっかり加入しているという世帯であれば問題ないでしょう。

貯蓄は貯蓄、保障は保障と分けて考えるのが賢い加入方法となります。

同様に、こどもの医療保険も付けられますが、付けなければ保険料が安くなり返礼率も高まります。

医療保険を付加するかどうかは、他に加入している死亡保障の保険や医療保険を見直してから考えるとよいでしょう。

学資保険


ライター名 :大隈
プロフィール:大手生保会社に1999年から2004年まで6年間勤務し、一般職から業務職に昇進、代理店営業担当しつつコンサルティングも勉強していました。保険で貯蓄ではなく、用途に応じて別々で準備すべしという考え方です。

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